要請書・その他

2007年3月26日「誤解を生じさせるメディアなどの報道に関して」 経過報告 (NPO法人えじそんくらぶNLより)

2006年9月28日、フジテレビの番組「恐怖の食卓」で、ADHDに対し偏見や誤解を生む内容が放映され、当法人は、厳重な抗議とともに、関係者特に保護者、当事者の方々への謝罪などを含む意見書をフジテレビに送付しました。当法人の意見書及びフジテレビからの回答は、上記(PDFを含む)をご覧下さい。

2007年1月以降の経過についてご報告します。

2007年1月16日、平成18年12月27日付の回答書を受け、2通の意見書に関する全ての質問に関しての回答を直接頂くため、当法人より面会を申し入れました。

2007年1月22日、㈱フジテレビジョン編成制作局長・鈴木克明氏、バラエティ制作センター室長・水口昌彦氏、バラエティ制作センター松村匠氏と、都内で面会しました。今回の件は当法人だけの問題ではなく、発達障害全般にかかわることですので、広くご意見をいただきたいと思い、高山恵子の他、田中康雄氏、品川裕香氏、JDDネット代表山岡修氏に同席して頂きました。

2007年1月31日、フジテレビホームページ上に掲載する謝罪文案が送付されてきました。
以後、謝罪文の内容、ホームページ上に掲載する条件(期間・場所・デザイン・次回同シリーズ番組を放送するときの告知等)について検討、メールでの厳しい交渉が続き、3月23日、謝罪文を以下の条件でHPに掲載することを了承しました。

フジテレビHP:http://www.fujitv.co.jp/index.html

謝罪文掲載要領は以下の通り。
①掲載期間・・・・・・・・・3/26(月)~6/10(日)
②掲載場所・・・・・・・・・フジテレビHP・トップページ
「What’s New」の最上段および同ページ最下段
タイトル(「恐怖の食卓」ADHDに関するお知らせ」)
③掲載時のデザイン・・・設定上普通の文字の大きさ
黒文字/ベースは白色/ゴッシク体
④掲載内容・・・・・・・・・下記の通り。

同シリーズ番組次回放送時の告知はしないことなど、今回の結果は十分とは考えていませんが、田中先生・品川氏・山岡氏にご協力頂き協議した結果、これ以上 の時間を費やしHP掲載の時期が遅れることも良くないと判断し、この条件で了承しました。今回は、会員の方からのご連絡がきっかけでした。直接フジテレビ やBPO(放送倫理・番組向上機構 http://www.bpo.gr.jp/index.html ) に苦情を申し立てた方々もたくさんいます。今後も同様なケースが起こることは十分考えられ、当法人も対応策を検討していく予定ですが、一団体だけでなく、 視聴者一人ひとりの意見はとても大きな力になります。これからも様々な情報をお寄せいただくとともに、皆様のお力添えをお願いいたします。

視聴者の皆様へ

㈱フジテレビジョン

平成18年9月28日(木)午後7時から8時54分放送の「恐怖の食卓」におきまして、
AD/HD(注意欠陥/多動性障害)の発症原因の1つに食生活があるとの内容を放送しました。
本番組は視聴者の皆様の食生活への関心と理解を深めてもらうため、出演者の日常における食生活の内容を医学の専門家の意見に基づいて分析し、健康維持の一助になる情報を提供する事が、主な制作の意図でした。
しかしながら、AD/HDと食事との因果関係は現代医学でも未だ十分に解明されておりません。そのような状況の中、食事が発症原因の一つと表現してしまったことは、誤りであったと思います。また、将来的にAD/HDが少年犯罪と関連するかのような表現を用いた点については、行き過ぎたものと反省しております。
今回の番組放映により、実際にAD/HDと診断されている方々と保護者の方々、およびその治療に日々取り組んでおられる関係者の皆様にご迷惑をお掛け致しました。
深くお詫び申し上げます。
今後はAD/HDのみならず、原因が究明されていない事象を扱う際は細心の注意を払いつつ、一層幅広い取材と学習のもと、責任ある番組作りを行なっていきたいと思います。

2006年12月27日付フジテレビからの回答
2007年10月15日厚労省に提出した要望書
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