会報(ニュースレター)一覧

カラフルライフvol.87(2016年8月号)

  • 品川裕香さんのLD支援最前線74
  • えじそんくらぶ便り その6 / 主催講座案内
  • 向井義先生のライフコースを広げよう
  • 薬についてのQ&A  (中野育子先生)
  • 発達障害者支援者法の改正について
  • 復刻版4コマ漫画他 / 主催講座案内2
  • 会員さんのエッセイ「子育ての途中」
  • えじそんくらぶの会 活動予定
  • エンジョイ☆ADHD/登録メールアドレス確認のお願い
ストレスマネジメントの大切さ

6月にNHKスペシャルで、「キラーストレス」という、びっくりするタイトルの番組が放送されました。皆さんはご覧になりましたか?検索すると、概要がホームページで見られます。とてもいい番組でしたので、要点をご紹介したいと思います。

「キラーストレス」というのは、複数のストレスが重なることでストレス反応の暴走が起こり、その名のとおり、人を「殺す」ストレスになることだそうです。

そもそもストレスとは、昔、人間が狩猟などをしていた時代、野外で肉食獣などに出会ってしまったときに、命を守るために必要な生体反応です。緊張すると心臓がドクドクして血圧が上がるのは、ストレスホルモンが分泌され、瞬間的にパッと動けるようにするためです。血液がドロドロになるのは、襲われてケガをしても、すぐに血が固まるようにするためだそうです。そして、このようなストレス反応は、安全な状況が確保されると、自然とおさまるものだったのです。

けれども現在は、ストレスが蓄積する傾向があります。1つ1つのストレスは小さくても、複数のストレスが解消されずに重なっていくと、ストレスホルモンが体内に大量に蓄積し、脳出血や心不全、がんの進行などを招いてしまう可能性があるのです。他にも、ストレスが関連する病気は、じんましん、アレルギー、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、エコノミークラス症候群、うつ病などなどたくさんあります。ストレスがたまりやすい発達障害のある方とそのご家族、支援者にとっては、本当にストレスマネジメントが必須ですね。自分なりのストレスマネジメント法をこまめに実践することがとても大切なのです。

ストレスを感じると、ストレスホルモンの分泌により、まず体に対していろいろな変化が起こります。
それに早く気づいて体をケアしてあげないと、マイナスの思考と感情が溢れ出て、体、感情、思考の三つ巴のマイナスのサイクルに、どっぷりつかってしまうのです。拙著『実践!ストレスマネジメントの心理学』では、体のストレス、感情のストレス、思考のストレスに分けて、いろいろな対処法を紹介していますので、ご自分に合った方法を見つけて実践していただきたいと思います。

本のソムリエを自称する方のメルマガでこの本を「人生を変えるような1冊」として取り上げて頂きました☆。どれか1つでも継続して実践することによって、皆様の人生は変わることと思います。皆様の人生が豊かに変わるとしたら、著者としてもとても嬉しく思います。

ちなみに、私が実践しているものはいろいろあるのですが、オススメは「考えても考えなくても変わらないことは考えない。今、ここに集中する」という習慣です。発達障害があったとしても、ストレスマネジメントができるかどうかで二次障害を減らすことが可能です。ストレスを上手にコントロールして、ハッピーな人生を送りたいものですね。

☆「本ナビ:本のソムリエの1日一冊書評」

http://1book.biz/2015/05/05/post-3029.html

カラフルライフvol.86(2016年6月号)
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