会報(ニュースレター)一覧

カラフルライフvol.81(2015年8月号)

  • 品川裕香さんのLD支援最前線68
  • 会員さんからのQA(中野先生)/えじそんくらぶ主催講演会への感想
  • 向井義先生のライフコースを広げよう
  • 会員さんからのQA(向井先生)/復刻版 4コマまんが
  • 私と息子(お母さんの投稿その4)
  • 「えじそんくらぶの会 活動予定/埼玉県地域療育センターのご案内
  • エンジョイ☆ADHD/ちょこっとチャット!就労版のご案内
ハッピーな時間を増やすスキル

各地での天候不順で洪水や落雷などのニュースが伝わってきました。皆さんの地域ではいかがですか?

私は、本などでよく、「考えても考えなくても変わらない事は考えないようにしましょう」とお伝えしています。しかしわかっていても、ついつい心配事が頭をよぎることが多いものです。今回私は、そのことを痛感しました。

台風が直撃すると予想されている日に沖縄に行くことになっていたからです。それこそ、「空雨傘のフォーマット」で、「飛行機が飛べなかったら困る」と、考えても考えなくても変わらない事は考えないで、対策を練らなくっちゃ!と自分に言い聞かせました。
まず、早い便に予約変更。予約できたのは最後の1席で、少しでも判断が遅れていたら変更もできないという緊迫した状況で、しかも、その便も飛ぶか決定してない状態でした。予約変更後は、飛ぶと信じて考えないようにする!と決めたのですが、飛ぶのかが心配で、台風の進路や発着状況チェックを何度もしてしまいました。

ようやく飛行機が飛ぶ事は決定しましたが、条件付きの飛行でした。かなりの揺れがある中、機長からは、空港の気象状態によっては羽田に戻るというアナウンスがあり、羽田に戻ることになったらどうしようと考えてしまい、また不安になり、胃が痛くなりました。
沖縄に無事到着してみると、雨は降っていなくて、風も微風でびっくりしました。後の便はやはり欠航でしたので、変更して良かったと安堵しました。沖縄の北部は、交通機関もストップ、停電でしたが、那覇市内の講演会も無事終了し、ホッとしました。
考えても変わらない事は考えないという事は本当に難しいと身を持って体験した24時間でした。たった24時間でもこれだけ苦しいのですから、罪悪感や怒りが伴う過去の体験を振り払うことが長期間できないとしたら、大きなダメージを心身ともに受けることになります。

私も、あの時、〇〇すべきだったと言う罪悪感に押しつぶされそうになることが度々あります。まだまだ修行が足らず、なかなか取り払うことができないのです。
これに家族の分の心配事や、家族との関係で過去のマイナスの感情を沸き起こす体験が重なると、そのストレスは倍増することになります。

マイナスの感情と、私たちはなぜこんなにも強く一体化しやすいのでしょうか?
シンプルに幸せな気分を十分に味わえばいいのに、こんなことが続くはずはない、次には嫌な事が来るんじゃないかとか、他の考えても変わらない事でまた不安の種を作ってしまうのです。
楽しかったことにはスポットライトがあたらず、嫌なこと、辛かったことに焦点化し、マイナスのシナリオを増やしてしまうのです。楽天的と言われてる人と悲観的と言われている人の違いはセルフトークの違いとも言えます。

事実が1つ、状況が同じでも、私たちは無数の解釈、シナリオを作ることができます。思い込みと言うのは、事実だと勘違いしてしまっているシナリオの事ですが、なんとそれの多いことか。どこに焦点化するか、事実に対してどんなイメージをもち解釈しているか、私たちが自分で作っているストレスのもとをじっくり見つめていくという事がこれからのQOL、人生の質を高めることにつながるでしょう。

考えても変わらないことを考えない、イメージや解釈を変えることで、感情や、行動、結果を変える。日々の小さな問題でまずは練習していきませんか?

皆様のハッピーな時間が1秒でも長くなることを祈っています。(高山恵子)

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