AD/HD子育て体験談

ADHD とどう向き合う? みんなはどうしてる?

9月18日(2010年)発売されたAERA with kids秋号の『ADHD 子どもとどう向き合い どう接する?』で、代表の高山の体験談や、えじそんくらぶの会の方々の貴重な体験談が掲載されました。その内容を、抜粋してご紹介いたします。

また、下記Q&Aには、『ADHD 子どもとどう向き合い どう接する?』の抜き刷りが収められた冊子『ADHD 正しい向き合い方 子どもの接し方』(監修:AERA with kids/A4版全12ページ) だけに掲載された「ADHDアンケート調査より」の内容を含みます。こちらの冊子は、2011年3月までにえじそんくらぶにご入会いただいた方に入会特典として進呈いたします。

現在どのような治療方法を行っていますか?
  • 心理・行動療法(ソーシャルスキルトレーニング)のみ 28.0%
  • 薬物療法のみ  24.0%
  • 心理・行動療法/薬物療法の併用 24.0%
  • 現在、治療を行っていない(様子を見ている) 24.0%
 Q .心理・行動療法を始めた結果、お子様に変化がありましたか?

・3歳から療育を始め、目に見えて変化がありました。

・治療を始めてしばらくはわからなかったけれど、しばらくたってから怒りのコントロールをしなければならないときには効果があったと思いました。

 Q .心理・行動療法/薬物療法の併用を始めた結果、お子様に変化がありましたか?

・具体的には、言動や行動で周りを攻撃することがなくなってきました。また、怒りのスイッチが入っても、それをコントロールできるようになりました、などなど。全体的に、落ち着いて行動できるようになりました。

・心理療法では、安心感は与えられたが、行動に大きな変化は見られず。薬物療法を始めてから、不安そうなところや依存的な部分が軽減し、前向きに積極的になりました。

・両方同時に始めましたが、とても効果的でした。自傷行為がなくなり、二次障害が克服できました。

Q .薬物療法を始めた結果、お子様に変化がありましたか?

・授業中の集中力が続くようになり、対人トラブルも減った。家での宿題等の取り組みもスムーズになった。

・日常生活において、素直に指示を聞いて集中できるようになりました。薬を服用してから、成功体験を積んだ事で自信回復に繋がったのだと思います。

Q .薬物療法にあたっての心配が解消・解決されたはポイントは?  

・食べる量が他の子より少ないが、先生や周りの子が気つかってくれるので、本人の負担が少ない。

・薬の量が微量であることと、子どもの変化に対する医師の細かい対応。また、ブログを通して同じ症状の子どもの様子を知ることで、自分で解決した。

・解決ではないけど、飲んでいるほうが、親子お互いの心理によい影響がある。

Q .ADHDのお子様を持つ親のための支援講座を受講していかがでしたか?

・自分の気持ちが楽になった。

・私自身の心の持ちようが随分と変わりました。受講後はADHDを子どもの特性として捉え、向き合っていく術を学べました。

・何度も講座を受講している。大事なのは理解していくこと。わかりやすいやり方を工夫していくことが大切だと思った。

Q.『周囲の方に「言わないでほしい」「しないでほしい」ということはありますか?』

・出来て当たり前”という視点で見ないで欲しい(中1男子の母)

・「同じ遊びが出来ないから混ぜない」と言われた(小3男子の母)

・「お母さんは子どものために頑張らなくちゃ」励ましているつもりかもしれないけれど、子育てに疲れている親をいっそう追い込む(中3男子の母)

・「苦労するわね(してるね)」「かわいそうに」など同情の言葉(小4男子の母)

・ちょっとした刺激に反応することを周囲の子にからかわれた(中1女子の母)

・「ほめるのは皆の前で、しかるのは一対一で」をお願いしたい。他の級友の前で恥をかかせるような、糾弾大会のようになる学級会での指導はとにかくやめていただきたい(小5男子の母)

・発達障害について知った同僚から「あなたのしつけってどうなんだろ? とずっと思っていたの」と言われました。理解してもらえてよかった半面、『今までずっとそう思われていたんだ…』と、とても悲しい気持ちになりました(小5男子の母)

Q.周囲の方の配慮で「これは嬉しかった」ということはありますか?

・子どもや家族が困っているのを見て、ごく自然な感じで手を貸してくれること(中3男子の母)

・子どもの長所を見つけて、その部分を評価してくれたこと(小4男子の母)

・うちの子が3週間ほど小学校に行かなかった時、不登校を経験した同級生の女の子のお母さんから、励ましのメールを頂いた(小5男子の母)

・4年生の時、学級で「いいとこさがし」の活動をやってくれました。小さい紙に友達のいいところを書いて本人に渡すものです。うちの子は、「力が強いね」「足が速いね」とか書かれた小さな紙切れをベッドのところに大事そうにしまって、取り出しては見ていました。いつも自信をなくしているので、クラスの皆からの褒め言葉がとても嬉しかったのでしょう(小5男子の母)
 

Q.学校に、どのような支援が欲しいですか?

・学校の具体的な連携体制や方向性を保護者にも説明して欲しい(中1男子の母)

・発達障害をよく理解するスクールカウンセラーの増員、配置、相談日数の増加が必要(中3男子の母)
・小学校低学年に接するような「声かけ」をして欲しい。集団に言うのではなく、本人と目を合わせて(中1女子の母)

・「窓ぎわのトットちゃん」に出てくるような、ひとり一人の子の個性を伸ばしてくれる小規模で自由な学校が選択肢としてできてくれたら(小5男子の母)
・「ADHDのお友だちにはこんな特性がって、こんな風に接してあげよう」など、友だちを知る学習を学校でやってもらえたら(小5男子の母)

発達障害のある方と「衣類」に関する経験談
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